この小さな飾りは、正しくは「小熨斗(このし)」または「折熨斗(おりのし)」と呼ばれます。 ご祝儀袋や贈答品を包む熨斗紙に添えられ、結婚や出産、長寿の祝いなどの慶び事で、 進物や贈り物を差し上げるときの“心をこめて”という祝意を表す礼節のシンボルとして使われています。
熨斗には、神話に起源をもつユニークで長い歴史があります。日本人の暮らしに深く根づいた贈答文化の形があります。 「熨斗」の豊かで奥深い世界を、いっしょに探訪していきましょう。
その由来に基づく深い意味とは?
「熨斗鮑(のしあわび)」から始まる歴史
祝意を届けるためのマナー
さまざまな折熨斗と印刷熨斗
気軽なプレゼントにも
さらに広がる熨斗の世界